カーライフマガジンカーライフマガジン
カートーク

【夏の燃費改善】暑い季節に燃費をよくする5つの方法

2026-05-02 公開

【夏の燃費改善】暑い季節に燃費をよくする5つの方法

夏に燃費が悪化する3つの理由

夏の燃費悪化を実感している方は多いでしょう。主な原因は以下の3つです。

  1. エアコンの使用:エンジンパワーの10〜20%を消費
  2. タイヤの空気圧低下:気温上昇による膨張後、雨や日陰で低下しやすい
  3. 渋滞の増加:夏の行楽シーズンは渋滞が増え、アイドリング時間が長くなる

対策すれば燃費を10〜20%改善できます。

方法①:エアコンの賢い使い方

エアコンは燃費悪化の最大原因ですが、使い方を工夫することで消費を抑えられます。

設定温度を上げすぎない
- 目安は25〜26℃。車内が十分冷えたら設定温度を上げる
- 強冷が必要なのは乗車直後の10〜15分程度

内気循環と外気導入の使い分け
- 乗車直後:外気導入で車内の熱気を素早く追い出す
- 冷えてきたら:内気循環に切り替え(冷えた空気を循環させるため効率的)

駐車前の冷房オフ
- 目的地の1〜2分前にエアコンをオフに。残冷気で十分

日陰駐車+サンシェードで車内温度を下げる
- 日なた駐車だと車内温度が60〜70℃に達することも
- 最初から車内を冷やさないことが最大の節約

方法②:タイヤ空気圧の管理

タイヤ空気圧は燃費に直結します。適正値より低いと転がり抵抗が増し、燃費が悪化します。

  • 適正値より10%低いだけで燃費が約2%悪化
  • 車種指定の適正空気圧はドア開口部のステッカーに記載
  • 夏は特に月1回以上のチェックを推奨

デジタルエアゲージの活用
目視ではわからない空気圧も、デジタルエアゲージを使えば0.1bar単位で正確に測定できます。ガソリンスタンドのコンプレッサーで手軽に補充できます。

セルフスタンドでもエアゲージを貸し出していますが、自分専用のデジタルゲージを持っていると自宅でも確認できて便利です。

方法③:アイドリングストップの活用

信号待ちのアイドリングは燃費の大敵です。

  • 1分間のアイドリングで約130ccのガソリンを消費
  • アイドリングストップ機能付きの車は積極的に使用
  • 手動でエンジンを切る際は、再始動のバッテリー消耗も考慮(30秒以上停車するなら切る効果あり)

方法④:エコドライブの実践

急加速・急ブレーキをなくすだけで燃費が大きく改善します。

  • 加速はゆっくり・一定のペース
  • 前方の信号を見て早めにアクセルオフ(エンジンブレーキ活用)
  • 高速道路は100km/h以内で走行(120km/hでは燃費が約15%悪化)

「エコランプ」(エコ走行を示すインジケーター)が付いている車は、そのランプが点灯するような走り方を意識しましょう。

方法⑤:エアフィルターとメンテナンス

エアフィルターが詰まるとエンジンの吸気効率が下がり、燃費が悪化します。

  • 交換目安:1〜2年または15,000〜30,000km
  • DIYで交換可能(工具不要・5〜10分)
  • 部品代:1,000〜3,000円程度

また、エンジンオイルの管理も燃費に影響します。適切な粘度のオイルを適切なタイミングで交換しましょう。

燃費改善効果の目安

対策改善効果(目安)
エアコン賢い使用3〜5%
タイヤ空気圧適正化1〜3%
アイドリングストップ5〜10%
エコドライブ10〜20%
エアフィルター交換1〜3%

全ての対策を組み合わせれば、夏場でも10〜20%の燃費改善が期待できます。

サンシェードで車内温度を下げる効果

夏の強い日差しが当たる駐車後の車内は、窓を閉め切った状態で60〜70℃以上になることがあります。フロントガラスにサンシェードを取り付けるだけで、車内温度を10〜20℃下げる効果が期待できます。

サンシェードの種類
- 折りたたみ型(アコーディオン):収納しやすく使いやすい。最も一般的
- ロールカーテン型:ダッシュボード上部に取り付け。操作が簡単
- 傘型:フロントガラスに立てかけるだけ。安価で手軽

サンシェードと合わせて、UVカットフィルムをリアガラスやサイドガラスに貼ることで、さらに車内の温度上昇を抑えられます。

高速道路でのエコ運転テクニック

高速道路では走行速度が燃費に大きく影響します。

  • 100km/hと120km/hでは燃費が15〜20%違うことがある
  • 前車との車間距離を十分に取ることで急ブレーキを防ぎ、燃費改善
  • 上り坂では手前から速度を上げておき、坂道では惰性を使う
  • 追越時は一気に加速・減速せず、緩やかな速度変化を心がける

クルーズコントロール(定速走行機能)がある車は積極的に活用しましょう。一定速度をキープすることで、速度変動による余分な燃料消費を防げます。

冷却水・エアコンフィルターの夏前チェック

夏の燃費改善と並行して、以下のメンテナンスも行っておきましょう。

チェック項目目安効果
エアコンフィルター交換年1回冷却効率が上がりコンプレッサー負荷減
冷却水(LLC)補充残量確認オーバーヒート防止
ファンベルトの点検2年ごと切れるとエアコンが効かなくなる

エアコンフィルターが詰まると冷房効率が下がり、コンプレッサーが過剰に動いて燃費悪化につながります。DIYで交換できる車種も多く、部品代は1,000〜2,000円程度です。フィルター交換は助手席グローブボックスを外すだけでできる車種も多く、ぜひ試してみてください。

USED CAR VALUE

愛車の買取価格を、まず無料で確認

買い替え前に相場を知っておくと、次の車選びで損をしにくくなります。

査定する →
INSURANCE CHECK

自動車保険、今のままで高くない?

同じ補償でも会社によって保険料は変わります。更新前に一度だけ比べておくと安心です。

比較する →
山さん

この記事を書いた人

山さん

2級自動車整備士JAF国内A級ライセンス愛車:トヨタ86(ZN6)

自動車関連業界で働くサラリーマンブロガー。2級自動車整備士の資格を持ち、オイル・タイヤ・バッテリー交換まで整備はなんでも自分でこなします。JAF国内A級ライセンス保有で、街乗りのドライブからサーキット走行まで車を走らせるのが大好き。愛車はトヨタ86(ZN6)。

運営者情報を詳しく見る →